受験勉強レポート
W.Mフェリス女学院2014年卒 早稲田大学文学部進学(現役)
こんにちは!巖丈志摩に高2・高3でお世話になり、早稲田大学文学部に進学することになりました。稚拙な文章かつ私立専願目線なので皆さんのお役に立てるか分かりませんが、最後まで読んで頂けたら嬉しいです。せっかくの機会なので手書きで失礼します(編集部注:このレポートは手書きです)。
<受験結果>(試験日順)
明治大学国際日本学科 (一般・センター) →〇
早稲田大学文科構想学部 (一般・一般・センター併用)→〇
慶応義塾大学文学部 →〇
早稲田大学文学部 (一般・一般・センター併用)→◎
早稲田大学教育学部複合文科学科→〇
早稲田大学社会科学部 →×
※受験校について
私は受かったら進学したいと思う大学しか受けませんでした。個人的な考えですが、生半可な気持ちでいきたくもない大学を受けても試験の場慣れにはならないし、時間とお金がもったいないです。 滑り止めの学校を受けるにしても、大学での生活をある程度想像できるところをおすすめします。受験結果は併願の仕方に左右されるので、先生とご家族ときちんと相談してから決めて下さい。
※勉強方法
高2の秋に第一志望は早稲田、私大専願でいくと決めてから、国立を受験しないのなら受験勉強はなるべく自分でやらないと・・・という思いが常にあり、通年の授業は英語のみ、その他の教科は講習でお世話になってました。ということで、英語以外は自己流&出身高校流の勉強法がメインとなってしまいましたが、よかったら参考にして下さい。
※英語
浅野先生のおっしゃる通り、まず単語をひたすら繰り返したり、基礎系の問題集をこなすことから始めました、 単語はすきま時間にちょこちょこ勉強するよりも、期間をかけて集中して覚えるほうが効果的でした。地味な作業に時間をかけられる早い時期から取り組むことをおすすめします。 また、授業中にやったプリントの復習はできるだけ欠かさないようにしましょう。 単語、文法、演習、復習・・・はじめはなかなか成績の伸びを実感できませんでした。しかし、粘り続けるうちにある日突然「読める!分かる!」という瞬間が訪れ、それからは英語にふれることがただ楽しくなっていました。 とにかく地道な努力を効率良く。その一言につきます。
※国語
・現代文
「現代文と格闘する」という参考書を軸に勉強していました。記述式の問題集ですが、初めに現代文の解答方が非常に詳しく説明されているの理系の方も、第一部、第二部を読むだけでも参考になると思います。 現代文は所詮私足りが理解しようと思えばできる言葉でかかれているものなのでテクニック的なものに頼り過ぎず自分の言葉に置き換えられるように慣れていくのが最短の道かと思います。 最後に、「イデオロギー」、「パラドックス」、「エゴイズム」等々・・・これらの言葉に苦手意識を持つ方は、キーワード集を一冊見ておくと良いです。( ´艸`)
・古文
「古文単語ゴロ565」と、学校で配られた助動詞表、敬語一覧表を軸に勉強してました。 まずは単語と文法をひたすら暗記しました。ゴロゴは下品すぎる!ゴロで覚えるなんて!と私の周りでは不人気でしたが覚えたもの勝ちだと思ったので気にせず使ってました。ゴロゴは例文が充実していて、文法解説も詳しいので、一つひとつ確認していました。個人差はあると思いますが、とにかく単語集は一冊使うべきです。 単語と文法を一通り覚えたところで過去問演習に入りました。文章を読む際、正確な訳にこだわる必要はありません。誰が何をしたか(主語の確認)、敬語の場合は誰が誰を敬っているのかを意識しながら読んでいくと良いです。と教わりました。
・漢文
「早覚え速答法」「漢文ヤマのヤマ」など、基本―応用をカバーする参考書を一冊やれば十分センター対策になります。短時間の勉強で点数に結びつきやすい教科なので、手を抜かずしっかりやりましょう!
※世界史
世界史に関してはなかなか結果が出ず苦労しました。反省はたくさんありますが、特に挙げるとすれば、綿密な学習計画を立てなかったことと、地図学習をしっかりやらなかったことです。 早慶を受ける皆さんにおすすめしたい勉強法は、用語集の熟読です。早慶の試験のうち2?3割を占める、教科書にはほとんど載っていない事項からの出題も、用語集の解説の解説の中ではしっかり解説されています。 用語を見ただけでその概要をすらすら言えるくらいまで覚えるとかなり楽です。勿論、基礎用語についての理解が完璧であることが前提なので、まずは教科書やナビゲーターなどを使って基本の流れを押さえます。 私が早慶の過去問で8割以上取れるようになったのは、一月後半でした。(・・??最後の最後まで伸びる科目なので,諦めずに粘って下さい!!
※倫理
早稲田の文学部・文科構想学部の一般・センター入試併用型で使用しました。 センター対策の参考書と過去問演習。以上です(笑) 本番は88点でした。現代思想にあまり触れていなかったのが原因です。 上記の学部のボーダーは95%でしたが、この点数(D判定)でも受かったので、もし受験を考えている方がいれば、多少点数が低くても出願するべきです!!
※小論文
試験科目に小論がある慶応を受けることに決めたのは受験直前だったのでかなりぎりぎりのスタートでした。無事合格したのは、ひとえに金子先生の冬期講習のおかげです。 金子先生は本当に細かく添削して下さるので、納得のいく出来になるまで何度も提出するべきです。 また、文芸春秋が毎年出している「20××年の論点」という本は日本や世界の実情が様々な角度から述べられているので非常に面白く、かつ小論のネタ作りにかなり使えます。小論文を使う方も、そうでない方も、ぜひご一読を。
≪心がけていたこと≫
※学科勉強だけにとらわれない。
例えば、私の出身高校では高3になるとほぼ全て選択制の授業になります。受験に使う科目のみを取る人が多い中、私はあえて芸術特別講座という美術史の授業を取りました。はじめは息抜き程度のつもりでしたが、そこで学ぶことは何もかにも新鮮でとても楽しく、気づけば息抜き以上の、私にとって大切な時間となりました。一見実生活には役に立たないように見えても、そこで学ぶ事柄に刺激を受けたり勇気づけられたり、美大受験の友人から新しい世界を教えてもらったり、結果として第一志望の学部の試験で、そこで学んだ絵画について出題されたり・・・笑 受験生だからといって毎日毎日試験のための勉強に浸かる必要はないと私は思います。自分の世界に閉じこもるのではなく、時に外の世界から刺激を受けることは、精神的に皆さんを支えてくれるのではないでしょうか。 そんな暇はない!と思っても、それを簡単に実現できる方法があります。それは読書です。「時間がなくて読書できないのではなく、読書をしないから時間がないのだ」(出典は忘れましたが)この言葉に出会ったとき、浅野先生がひたすら読書をおすすめされる理由が分かった気がしました。 たくさん勉強して、時に外の世界にふれ、受験生である自分を楽しんで下さい!
※与えられた環境を自分のものにする。
世の中には、一般的に良いとされる勉強法がありますが、皆が皆その勉強法をやれば合格するというわけではありません。結局は自分の問題だからです。 がんじょーにも自習室という良い環境があります。しかし行くのに時間がかかるという単純な理由と、なぜか音を立てないようにすることに神経質になり、勉強に集中できないという理由からあまり利用していませんでした。先生方にはご心配をおかけしましたが、結果として家で勉強するほうが自分には合っていた、と確信しています。 先生方のおっしゃることを否定するわけでは決して!!ないですが、どうしても自分には合わない、と思うものがあるとき、思い切って変えてみる勇気もひつようなのかなあと思います。 わが道を突き進み過ぎるのは塾に通う意味がないので、あくまでも信頼できる先生方のご意見を素直に吸収した上で、です。
※与えられた環境に感謝する。
いつの間にか大学受験することが当たり前だと思っていませんか? 自分は「勉強させられている」と思い込んでは? 受験できる環境にいなければ、がんじょーに出会っていなければ、大切な友人たちと語り合うことがなければ、いつも私を支えてくれた家族の存在がなければ・・・とれか一つでも欠けていたら私は受験勉強することができず、大学に合格することもありえませんでした。 私たちに与えられたものは決して当たり前のものではなく、かなり恵まれた環境です。どうかその事に感謝することを忘れずに、受験勉強を続けていって下さい。
<最後に>
ここまで読んでくださりありがとうございます。 受験が終わった今、がんじょーで2年間勉強することができ、本当に良かったと心から思っています。浅野先生やまりさんをはじめ、お世話になった先生方、本当にありがとうございました。 受験生のみなさん、最後まで自分を信じて頑張って下さい。この1年の勉強を未来の合格体験記にして下さい!!応援しています。
2014.3.30
こんにちは!巖丈志摩に高2・高3でお世話になり、早稲田大学文学部に進学することになりました。稚拙な文章かつ私立専願目線なので皆さんのお役に立てるか分かりませんが、最後まで読んで頂けたら嬉しいです。せっかくの機会なので手書きで失礼します(編集部注:このレポートは手書きです)。
<受験結果>(試験日順)
明治大学国際日本学科 (一般・センター) →〇
早稲田大学文科構想学部 (一般・一般・センター併用)→〇
慶応義塾大学文学部 →〇
早稲田大学文学部 (一般・一般・センター併用)→◎
早稲田大学教育学部複合文科学科→〇
早稲田大学社会科学部 →×
※受験校について
私は受かったら進学したいと思う大学しか受けませんでした。個人的な考えですが、生半可な気持ちでいきたくもない大学を受けても試験の場慣れにはならないし、時間とお金がもったいないです。 滑り止めの学校を受けるにしても、大学での生活をある程度想像できるところをおすすめします。受験結果は併願の仕方に左右されるので、先生とご家族ときちんと相談してから決めて下さい。
※勉強方法
高2の秋に第一志望は早稲田、私大専願でいくと決めてから、国立を受験しないのなら受験勉強はなるべく自分でやらないと・・・という思いが常にあり、通年の授業は英語のみ、その他の教科は講習でお世話になってました。ということで、英語以外は自己流&出身高校流の勉強法がメインとなってしまいましたが、よかったら参考にして下さい。
※英語
浅野先生のおっしゃる通り、まず単語をひたすら繰り返したり、基礎系の問題集をこなすことから始めました、 単語はすきま時間にちょこちょこ勉強するよりも、期間をかけて集中して覚えるほうが効果的でした。地味な作業に時間をかけられる早い時期から取り組むことをおすすめします。 また、授業中にやったプリントの復習はできるだけ欠かさないようにしましょう。 単語、文法、演習、復習・・・はじめはなかなか成績の伸びを実感できませんでした。しかし、粘り続けるうちにある日突然「読める!分かる!」という瞬間が訪れ、それからは英語にふれることがただ楽しくなっていました。 とにかく地道な努力を効率良く。その一言につきます。
※国語
・現代文
「現代文と格闘する」という参考書を軸に勉強していました。記述式の問題集ですが、初めに現代文の解答方が非常に詳しく説明されているの理系の方も、第一部、第二部を読むだけでも参考になると思います。 現代文は所詮私足りが理解しようと思えばできる言葉でかかれているものなのでテクニック的なものに頼り過ぎず自分の言葉に置き換えられるように慣れていくのが最短の道かと思います。 最後に、「イデオロギー」、「パラドックス」、「エゴイズム」等々・・・これらの言葉に苦手意識を持つ方は、キーワード集を一冊見ておくと良いです。( ´艸`)
・古文
「古文単語ゴロ565」と、学校で配られた助動詞表、敬語一覧表を軸に勉強してました。 まずは単語と文法をひたすら暗記しました。ゴロゴは下品すぎる!ゴロで覚えるなんて!と私の周りでは不人気でしたが覚えたもの勝ちだと思ったので気にせず使ってました。ゴロゴは例文が充実していて、文法解説も詳しいので、一つひとつ確認していました。個人差はあると思いますが、とにかく単語集は一冊使うべきです。 単語と文法を一通り覚えたところで過去問演習に入りました。文章を読む際、正確な訳にこだわる必要はありません。誰が何をしたか(主語の確認)、敬語の場合は誰が誰を敬っているのかを意識しながら読んでいくと良いです。と教わりました。
・漢文
「早覚え速答法」「漢文ヤマのヤマ」など、基本―応用をカバーする参考書を一冊やれば十分センター対策になります。短時間の勉強で点数に結びつきやすい教科なので、手を抜かずしっかりやりましょう!
※世界史
世界史に関してはなかなか結果が出ず苦労しました。反省はたくさんありますが、特に挙げるとすれば、綿密な学習計画を立てなかったことと、地図学習をしっかりやらなかったことです。 早慶を受ける皆さんにおすすめしたい勉強法は、用語集の熟読です。早慶の試験のうち2?3割を占める、教科書にはほとんど載っていない事項からの出題も、用語集の解説の解説の中ではしっかり解説されています。 用語を見ただけでその概要をすらすら言えるくらいまで覚えるとかなり楽です。勿論、基礎用語についての理解が完璧であることが前提なので、まずは教科書やナビゲーターなどを使って基本の流れを押さえます。 私が早慶の過去問で8割以上取れるようになったのは、一月後半でした。(・・??最後の最後まで伸びる科目なので,諦めずに粘って下さい!!
※倫理
早稲田の文学部・文科構想学部の一般・センター入試併用型で使用しました。 センター対策の参考書と過去問演習。以上です(笑) 本番は88点でした。現代思想にあまり触れていなかったのが原因です。 上記の学部のボーダーは95%でしたが、この点数(D判定)でも受かったので、もし受験を考えている方がいれば、多少点数が低くても出願するべきです!!
※小論文
試験科目に小論がある慶応を受けることに決めたのは受験直前だったのでかなりぎりぎりのスタートでした。無事合格したのは、ひとえに金子先生の冬期講習のおかげです。 金子先生は本当に細かく添削して下さるので、納得のいく出来になるまで何度も提出するべきです。 また、文芸春秋が毎年出している「20××年の論点」という本は日本や世界の実情が様々な角度から述べられているので非常に面白く、かつ小論のネタ作りにかなり使えます。小論文を使う方も、そうでない方も、ぜひご一読を。
≪心がけていたこと≫
※学科勉強だけにとらわれない。
例えば、私の出身高校では高3になるとほぼ全て選択制の授業になります。受験に使う科目のみを取る人が多い中、私はあえて芸術特別講座という美術史の授業を取りました。はじめは息抜き程度のつもりでしたが、そこで学ぶことは何もかにも新鮮でとても楽しく、気づけば息抜き以上の、私にとって大切な時間となりました。一見実生活には役に立たないように見えても、そこで学ぶ事柄に刺激を受けたり勇気づけられたり、美大受験の友人から新しい世界を教えてもらったり、結果として第一志望の学部の試験で、そこで学んだ絵画について出題されたり・・・笑 受験生だからといって毎日毎日試験のための勉強に浸かる必要はないと私は思います。自分の世界に閉じこもるのではなく、時に外の世界から刺激を受けることは、精神的に皆さんを支えてくれるのではないでしょうか。 そんな暇はない!と思っても、それを簡単に実現できる方法があります。それは読書です。「時間がなくて読書できないのではなく、読書をしないから時間がないのだ」(出典は忘れましたが)この言葉に出会ったとき、浅野先生がひたすら読書をおすすめされる理由が分かった気がしました。 たくさん勉強して、時に外の世界にふれ、受験生である自分を楽しんで下さい!
※与えられた環境を自分のものにする。
世の中には、一般的に良いとされる勉強法がありますが、皆が皆その勉強法をやれば合格するというわけではありません。結局は自分の問題だからです。 がんじょーにも自習室という良い環境があります。しかし行くのに時間がかかるという単純な理由と、なぜか音を立てないようにすることに神経質になり、勉強に集中できないという理由からあまり利用していませんでした。先生方にはご心配をおかけしましたが、結果として家で勉強するほうが自分には合っていた、と確信しています。 先生方のおっしゃることを否定するわけでは決して!!ないですが、どうしても自分には合わない、と思うものがあるとき、思い切って変えてみる勇気もひつようなのかなあと思います。 わが道を突き進み過ぎるのは塾に通う意味がないので、あくまでも信頼できる先生方のご意見を素直に吸収した上で、です。
※与えられた環境に感謝する。
いつの間にか大学受験することが当たり前だと思っていませんか? 自分は「勉強させられている」と思い込んでは? 受験できる環境にいなければ、がんじょーに出会っていなければ、大切な友人たちと語り合うことがなければ、いつも私を支えてくれた家族の存在がなければ・・・とれか一つでも欠けていたら私は受験勉強することができず、大学に合格することもありえませんでした。 私たちに与えられたものは決して当たり前のものではなく、かなり恵まれた環境です。どうかその事に感謝することを忘れずに、受験勉強を続けていって下さい。
<最後に>
ここまで読んでくださりありがとうございます。 受験が終わった今、がんじょーで2年間勉強することができ、本当に良かったと心から思っています。浅野先生やまりさんをはじめ、お世話になった先生方、本当にありがとうございました。 受験生のみなさん、最後まで自分を信じて頑張って下さい。この1年の勉強を未来の合格体験記にして下さい!!応援しています。
2014.3.30