受験勉強レポート

I.M 2003年

 香蘭女学校卒 早稲田大学政経学部進学(現役)



志望校に合格する方法はただ1つ、「勉強する事」です。
勉強さえすれば受かる、ということを実感し、それを実行に移すことができれば、
受験ほど簡単なものはないと私は思います。しかし実際は、勉強しなくてはならないことはわかっていても、なかなかヤル気が出なくて勉強が思うように進まず、自己嫌悪に陥る人がほとんどだと思います。私もその例外ではありませんでした。そんな時にはあせらずに今日やるべきことを1つ1つこなして、自分のペースを貫くことが大切です。
常に「勉強すれば受かる」ということを頭のどこかに置いて頑張ってください。

「勉強法」
各教科の勉強の仕方について、自分の失敗も含め、書きたいと思います。
<英語>
何よりもまず単語を覚える。単語さえ分かれば話の内容が何となく分かるはずです。単語をやらずに英語の力をつけるのは不可能です。私は単語を紙に書き、目につく所に貼っておいて、何度も見たり、発音したりして覚えました。熟語も忘れてはいけません。私は熟語をナメていたために、赤本を解くようになってから後悔しました。あとは、授業にクタクタになるくらい集中して参加して、過去問をたくさんやるといいです。

<現代文>
常に基本に忠実に。
間違えた所を見直し、なぜ間違えたのか、どうしたら正解を出せたかを検討するのはとても良いです。そうすると自分の弱点が見えてくるので、実力がつくはず。

<古文>
単語と文法を覚える。文法は最低でも助動詞の意味・活用は覚える必要があります。単語は、私は2冊の単語集を終わらせました。単語と文法を覚えたら、文章を多く読み、慣れることが大切です。

<小論文>
小論は、他の教科と違って正解がないので、私にとって1番勉強しにくい教科で、最後まで苦しめられました。時間の許す限り、現代社会などについての本を読み、あとは書きまくればなんとかなります。

<世界史>
覚えれば覚えるだけ点は取れるので、1番勉強しやすい教科だと思います。私は11月まで範囲が終わってなかったので、10月〜11月の模試ラッシュでは聞いたことのないものが出題され、かなり意味がなかったです。学校の授業でも範囲が終わるのが遅い現役生の方は、せめて9月くらいに市販の世界史ノートなどで一通り範囲を終わらせることをすすめます。知識を補足するのには、z会の「世界史100題」と「現代史」がおすすめです。

 受験時代を振り返って、私が自分で一番正解だったなぁと思うのは、力を入れすぎずにやってきたことです。全速力で最初から最後まで走りぬけるなんて、よほどの強靭な肉体と精神の持ち主でなければ無理なことです。誰にだってうまくいかない時はあるし、あせってしまうときもあります。 力を抜いて(ダラけるのではなくて)

  がんばりましょう。